あ、ウチのことじゃないですよ(笑)
仲良くやっています。
ときどき、ネットのニュース・トピックで話題になっているキーワード。
「コロナ離婚」
ちょっと引っかかっていましたが、身近な友人も「マジ考える・・・」という話も耳にするようになったのでちょっと触れておこうかと・・・
まず、一番気になっているのが、やっぱりウイルスの脅威による不安。
それに加えて、
普段家にいないパートナーが家で仕事をしている。
子どもたちが一日中家にいて、エネルギーを持て余している。
などなど、普段の生活とは全く異なる環境になってしまってることがストレスになって、喧嘩も増え・・・もうこの人と一緒にはいられない!と思っていらっしゃる方も多いかと思います。
私がいつも学んでいる選択理論心理学という心理学の知恵を借りてちょっとみなさんの役に立つことをお話すると・・・
人は生まれながら?5つの欲求を満たすために行動をしているそうです。
1・生存の欲求
2・愛・所属の欲求
3・力の欲求
4・自由の欲求
5・楽しみの欲求
それぞれの項目を詳しく説明すると・・・
1項目だけで何日にも分けて解説しないと説明しきれないほどのボリュームがあるので詳しく知りたい方は、「選択理論心理学」で検索していただくとして・・・
今は、「生存の欲求」がおおきく脅かされている状態だと思います。
生存の欲求は読んで字のごとく、安全に生きていくための欲求です。
食べ物の心配がない(間接的にお金の心配がない)とか、病気の心配がない、住むところの心配がない、危険な物事を避けたい、など、生命の維持に直接関係することを、より安全・安心な状態にしておきたいという欲求です。
今のメディアの報道を見聞きすると・・・
もうこの生存の欲求が脅かされまくりますよね・・・
ですので、みなさん精神的に満たされないので、その欲求を満たすのに必要な行動を取ろうとしますし、それを阻害するものを攻撃してまでも、欲求を満たそうとします。
そして、厄介なのが、その欲求の程度が人によってまちまちだということ。
自分はこのくらいの状態じゃないとその生存の欲求が満たされないのに、パートナーは、、、その半分くらいの状態でぜんぜん欲求が満たされて、のほほんとしている。(そして、そこまでしなくてもいいんじゃない?なんて呑気なことを言ってくる・・・)
そうした欲求の満たされ具合の差異によって、それがストレスになり、ひいては相手を攻撃してしまうことになって・・・
もう、この人とは一緒にいられない!!!
という自体に発展してしまうのではないかと思いました。
生命の危機「コロナ」で「離婚」という人生の危機を迎えてしまっては、とっても残念ですよね。
そんなコロナ離婚を避けるには、先程の生存の欲求が満たされていない状態になっている、、、ということを念頭に、パートナーとのコミュニケーションを取ることを心がけてみてはいかがでしょうか?
自分が相手の欲求を直接満たすことはできませんが、それを満たすお手伝いは可能です。(それをするには自分の欲求を自分で満たしておくことが必要です!)
生存の欲求が満たされている方は、その他の欲求を満たしておけば、(例えば、趣味の楽しいことをしておくとか、比較的得意な家事を率先してやるとか、子どもと外に走りに行くとか・・・)、相手に寄り添うことができるようになると思います。
そして、そのようにして自分の欲求が満たされていれば、パートナーといい関係が築いていけるように、共通のことに取り組む(今なら一緒に手洗い体操をしてみるとか・・・アマビエの絵を書いてみるとか・・・ナンバーズに挑戦するとか(笑))。
そうして、相手の関係をよりよいものにしておけば、相手がこうしたい・こうしてほしいという欲求にも耳を貸しやすくなる(貸してもらいやすくなる)のではないかと思います。(話し合いも円満解決間違いなしです)
もちろん、そんなに簡単なことではない!というのは身を持って体験しています(笑)
なので、あえて今回記事にさせていただきました。
自分の欲求をみたし、相手の欲求に寄り添うことができれば、この非常事態を一緒に乗り越えてより強い絆でこれからの人生を一緒に歩んで行けるのではないかなぁ・・・と思っています。