今日は、今週日曜日(12月9日)から銀座のギャラリー「石」にて開催中の阿部晴子さんの写真展「Café Sepia」に行ってきました。

阿部さんは私がプロカメラマンになる前から通っていたプロラボの暗室のワークショップで知り合って(阿部さんのほうが早くから通っていらっしゃいました)、いつもプリントしていらっしゃる写真が素敵で勉強になりました。

また、私がプロのカメラマンを目指し始めていた時期で、そのことも応援してくださる心強い、大先輩のような方。

そんな阿部さんが久しぶりの個展を開かれる・・・となれば、観に行かないわけには行きませんね。

ものすごく久しぶりにお会いしました

10年以上前に一緒に暗室作業をしていましたが、その頃から変わらない世界観で素敵な写真を撮り続けていらっしゃいます。

私もその頃からの熱い想いを持って日々撮影していますが、阿部さんの写真を見ることでまたその時の気持ちも思い出すことができたとともに、私ももっと自分の作品を撮らないといけないなぁ・・・とも思いました。

あ、あとフィルムの写真の空気感ってやっぱりいなぁ・・・というのも再確認しました。

展示は明日、15日17時まで。
モノクロ写真、フィルムの写真、ゆったりしたカフェの時間が好きな方は是非、ギャラリーヘ足を運んでご覧になってくださいね!

会期:2018年12月9日(日)~ 12月15日(土)
12:00~19:00 (最終日は17:00まで)

会場:アートギャラリー石 
〒104-0061 東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル206号
TEL:03-3561-6565

以下、公式情報より転載です。


作家コメント

街の喧騒を抜けて細い路地に入ると、突き当たりに一軒のカフェがある。
木のドアを開けるとそこは別の世界。
窓から差し込むふわっとやわらかい光が薄暗い店内を照らす。

いつものカウンターに座って店の中をゆっくりと眺める。
古時計がくぐもった音で時を告げ、レコードのプツプツとした音とともに鳴り出すタンゴの調べ。

家具や古道具を揃えるこの店は、行く度に少しずつ風景を変える。
古いミシンの足を使ったテーブル、今では見かけなくなった装飾のスリガラス、角が丸くなったガラス瓶。
その一つひとつに経てきた時間の流れを感じ、私は物たちがたどってきた幾多もの物語を思い描く。

美しいものは残る、と思う。
人の手のぬくもりから生まれ、何世代にも渡り人々が愛しんだ証として
今ここにある物たち。それらは「物のありよう」を教えてくれる。
愛情を注ぐしごとを丁寧に続けていきたいと、
いつしか私は「人のありよう」にも思いを馳せていた


作家略歴

大学卒業後、広告代理店に入社しカメラマンと接する中で写真に惹かれ始める。当時、広告カメラマンが主催していた写真講座を受講し、アナログカメラの扱い方と暗室作業を学ぶ。ハービー山口氏による『代官山17番街』に感銘を受けてハービー山口氏が審査員をつとめていた『代官山ステキ発見フォトコンテスト』に応募、入選。写真の世界にのめりこみ、国内外の200冊以上の写真集を読む。中でも心ひかれた松本路子氏の『女性アーティストの肖像』をたよりに2000年から松本路子氏主宰のM’sWorkshop「写真作家コース」に参加、現在に至る。地元のカフェ『世比亜』をモノクロームフィルムで撮影し始めたことをきっかけに都内・近郊のカフェを主な被写体としている。

2002年第5回多摩田園都市写真大賞特別賞受賞
2006年コダックフォトサロンギャラリー2にて個展「Cafe Sepia」
2011年コダックフォトサロンよりオンデマンド写真集『Café Sepia』刊行