昨日は新郎新婦、おふたりの型物写真(記念写真)=いわゆる台紙に入れて販売されている写真についての記事を書きましたが、今日は合わせて台紙に入れる、集合写真について。

そもそも、集合写真はなぜ撮っていたのでしょう?

昔は写真を撮るのもそんなに簡単ではありませんでしたので、なにか機会がある時、イベントのときなどでしか撮影はしていなかったのだと思います。
そして、親戚一同がきれいな格好をして集まる機会も、、、結婚式かお葬式くらいなので、どっちで撮影するか・・・といえば、結婚式。
もうひとついえば、結婚式はこれから親戚としてのお付き合いが始まる、結婚相手のご親戚も一堂に会するので、みなさんのお顔を覚えるためにも必要なことだったのだと思います。

昔・・・といっても何時頃のはなし?となりそうですが、
昔は今ほど遠く離れたところに実家があるおふたり(私たちの場合は佐賀と東京)が結婚する、ということも殆どなかったようなので(村の中で結婚する・・・ってイメージ)親戚づきあいなども今よりもよっぽど濃密だったのではないかと思います。

という訳ではありませんが、ご親戚のお顔を覚えるというのは結構大切なことだったように思います。
(いや、そもそも村・・・というほど昔だと結婚するおふたりのご親戚もみんな顔見知り・・・だったのかもしれませんので、そこまで言うと言いすぎかも?)

というわけで、結婚式で集合写真を撮るのは、絶対に必要なことだったと思います。

その大切な写真が何故高かったのか。

それは、昨日の大きなフィルムを使うというのはもちろんなんですが、
もう一つ大切な作業がありました。

それはネガの修正。

5人、10人でしたら、みなさんが目をつぶっていない写真というのは何枚か撮れば撮れますが、
30人40人となると・・・

4〜5枚の撮影だと、どうしても目をつぶっている方がいらっしゃいます。

今はフォトショップで簡単に・・・(といってもそれなりの技術は必要ですけど・・・)目を開けてもらうことはできますが、
昔はネガを修正する(ネガに絵を書くというと言い過ぎですがそれに似た作業をして目が開いているように見せる作業をしていました)職人さんがいて、その技術の習得にかかる修行の年月、そして習得してもかかる手間暇。

それを考えれば、集合写真が高かったというのは、うなずけますよね。

もうひとつ。

大人数の方のお顔がしっかり見えるように、ひな壇(簡易の階段みたいなもの)もしくは、しっかりと段差がある場所を確保しないといけない。

これがまた集合写真の値段が高くなっている理由だと思います。

おふたりの写真より、設備も人でも段違いにかかるのです。
(だからといってコチラだけ高くできないから、その高くなる分をツーショット写真と折半していたのかしら?とふと思いました)

今は、デジタルの時代。
ですから、コストが大幅に掛かるのは、撮影スペースの確保。
(ホテルなどでは、専用の部屋を作るのでまぁ、、、高くなるのはうなずけます)

と、言う訳で、集合写真は高くても撮っておくのはありなのかなぁ・・・と個人的には思っています。
(昔ほど大変ではないので、そんなに高くなくてもいいんじゃないかとは思いますけど・・・)

結婚式 型物 集合写真 ウェディングフォト

こんな集合写真も個人的にはいいと思いますけど

スタジオできれいに並んで撮るのもいいかなぁ・・・と思います。