実は情けないことにかなりまえから虫歯っぽいところがありまして・・・
先日、ついに傷みが出るほどに悪化したので、観念して歯医者に行きました。
引っ越しをしたのでこれまで通っていたところではなく、近所に良いところがないかとネットで探してみましたが、
「やっぱり実際に足を運んで雰囲気をみてから決めたいなぁ・・・」と思い、予約もせず何件か歯医者さんを回ってみました。
もちろん治療に時間がかかるため、予約しないで受け付けてもらえるとは思っていませんし、予定外の来院は迷惑になる・・・というのもわかった上ですので、かなり控えめに訪ねたのですが・・・
(いちおう急患受付、みたいな案内が出てるのを確認して入っています)
一軒目。
私「虫歯みたいで、昨日の夜からすごく痛いんですけど・・・」
受付の方(以下、「受」と書きますね)「あー、予約がないと無理ですねぇ・・・。ホワイトニングなら今空いている衛生士がいるのでできますけど」
私「他にいってみます。お忙しい所すみません。ありがとうございました」
(歯が痛むって言っているのに、ホワイトニングならって・・・以下自粛・・・)
二軒目(かなり気持ちが萎えつつも、、、痛いので頑張っていきました)。
私「虫歯みたいで、昨日の夜からすごく痛いんですけど、今日は診てもらえないですよね?」
受「今日は予約でいっぱいですね。予約を取って着ていただかないと虫歯の治療は無理です。空いている日、お調べしましょうか?」
私「あ、また電話で予約します。ありがとうございました。」
といって帰りました。
(やっぱり今日診てもらえるところはないかなぁ・・・無かったら電話しよう)
三軒目
私「虫歯みたいで、昨日の夜からすごく痛いんですけど、今日は診てもらえないですよね?」
受「あ、ちょっと待って下さい。今日は14時半からでしたら空きがありますけど、大丈夫ですか?」
私(やったー、助かった〜)「ありがとうございます。14時半に着ます。よろしくお願いします!」
「あ、連絡先とか書いとかないといけないですよね。」
受「じゃ、お名前だけお願いします」
私「え?電話番号とかいいですか?」
受「はい、大丈夫です」
(あ、そうか、痛いし、今日のことだから来ないってことは想定していないんだろうなぁ・・・)
と思い、名前だけ書いて帰りました。
帰り際に・・・
受「お大事になさってくださいね」
私「ありがとうございます^^」
私はここに通い続けようと決めました。
治療ももちろん丁寧でしたが、私の状況を察して適切な言葉をかけてくれる。
弱っているときだからこそ、その一言が心にしみました。

写真と文章に関係はありませんが、良い寄り添い具合の木ですね〜
普段、ネットで情報を発信してお客さまにご来店いただく立場なので、今回のこの体験は良くも悪くも本当に見習うことが多かっったです。
私が結婚式の出張撮影のお申込みの前に必ず一度お会いする(遠方の場合は電話などになることもありますが)。
そして、写真をご覧いただくのももちろんですが、私の話し方や立ち振舞などの雰囲気をご確認いただく。
このことの重要性も再確認できました。
いずれにしても、「相手の気持ちにどれだけ寄り添えるのか」
というのが大切だということを改めて感じました。