先日お伝えした、現在建築中の門出家&Photo感写のスタジオ。
とてもここにはまとめきれないほど、いろいろなことがありますが、結婚式の準備にも通じることを感じたので、今日はそのことをまとめておきたいと思います。
結婚式場やホテル、レストランでは、提携業者の商品以外の商品(私たちのようなカメラマンやブーケ、ドレスを利用すること)を、「持ち込み」といいますが、
住宅建築の現場にもやっぱり「持ち込み」ならぬ、「施主支給」という現象がありました。
家の構造に関わる部分(結婚式でいうところのチャペルや料理など、根幹の部分)はどうしようもないと思うのですが、
それ以外の部分は、案外「施主支給」という選択肢もあるようです。
例えば
・かわいいライトがあってそれを使いたい
・おしゃれなトイレットペーパーのカッターを使いたい
という小物系から、
・床材を好みのものにしたい
・キッチンを好みの家具職人に造ってもらいたい
という大掛かりなものまで。
今回、私たちは上記のもの(それ以外にも少しありますが)を「施主支給」にすることにしました。
一番大きな理由は、
「施工会社の取り扱いに、どうしても好みに合うものがなかった」
ということ。
一般的には、施主支給はコストカットできる商品もあるみたいですが、私たちはその点では施主支給を選択しませんでした。
「しっかりと頑張ってくださっている施工会社にも、相応の利益を出していただきたい」
というのがその理由です。
そういった意味で考えると、出張カメラマンとしての私の立場は、
「会場提携の業者よりも安いから・・・」
という理由での持ち込みというよりは、
「会場提携の業者よりも圧倒的に素敵に撮影してくれるから」
というクオリティを維持していかなければならない。
それが、私たち持ち込みのカメラマンの使命なのだと想いを新たにした、この度の自宅建築。
そして、皆様が「どういう想いで私を選んでくださっているのか」が身にしみました。
これからもより一層がんばります!
ちなみに、、、
施主支給品にしたリビングの床材は「どんぐり」

無垢のフローリングです。ほとんど養生されていて見えませんが・・・
どんぐり好きの妻が一目惚れした床材です。
オーク(ナラ材)に似た落ち着いた色合いと、優しい木目が特徴です。